電子タバコと一口に言っても自分で味の調合を行う上級者向けから、使い捨て前提の機械までいくつか種類があり初心者が購入する場合困ってしまいます。
ここではそんな電子タバコの種類について解説していきます。
電子タバコのタイプについて
電子タバコと一口に言っても種類は様々ですが、基本的に "リキッドを加熱して水蒸気を吸う" ための道具となっています。
ですから基本的な構造はどれも同じです。
リキッドタイプ
最近注目が集まっているのがリキッドを注入して利用するリキッドタイプです。
Vape(ベイプ)などとも呼ばれるのですが、市販されているリキッドを注入して自分好みの味を楽しめるというアイテムです。
メリットとしてはリキッドと本体が別売りされているので自分好みの味を見つけて楽しめたり、様々な味を試しやすいという事がまずあげられます。
またデザインに凝ったものも多く、商品によっては自分好みに改造できるものや電圧を調整することで煙の量を調整できるなどコレクションやガジェット的な楽しみかたもできる物もあります。
逆にデメリットとして意外と手間と時間がかかることがあげられます。
リキッドは市販されているとはいえ、安いもので15ml 1,000円、高いものだと3,000円近くするものがあります。
また様々な味を試せる分、清掃や整備などの手間が意外と多いです。
ただ清掃や整備などは好きな人にとってはたまらない物であるとも言えますから、よくも悪くも上級者向けのアイテムであるといえるでしょう。
使い捨てタイプ
電子タバコの中には、バッテリーの充電や味の変更などができず内部のバッテリーかリキッドが切れたらそこでおしまいという使い捨てタイプの物もあります。
これは整備などほぼ不要でパッケージを開けたらその場で利用できるという手軽さが最大の売りです。
以前は味の種類が非常に少なかったのですが、最近は使い捨てでも味やデザインに種類が出てきました。
また価格も比較的安価なものが多いです。
デメリットとしては味の種類が増えてきたと言っても定番の品が中心ですし、違う味を試す場合一回ごとにすべて買い替える必要があるという事があげられます。
また長期間利用するとなると金銭的負担やごみが増えることも一つの問題です。
まず試してみたいという方など、初心者向けの製品であるといえるでしょう。
カートリッジタイプ
多くの人が「電子タバコ」と言われて思いつくのはこのカートリッジタイプでしょう。
いま話題のプルームテックもこのタイプです。
これはあらかじめ決められたリキッドが注入されたカートリッジを交換して利用することが可能で、なおかつUSBなどで充電して繰り返し使うことが可能というタイプです。
電子タバコごとに決められたカートリッジを使うのでリキッド注入タイプより味の種類があるわけではありませんが、少ない物でも二種類、普通の物なら5種類程度はそろえており初めての方であれば十分満足できるでしょう。
使い捨てタイプと比べると手軽さで負けるが味の種類で勝ち、リキッド注入タイプと比べると種類で負けるが手軽さで勝つ、といった具合に上の二つの中間にある物と言えます。
番外:ヒートスティックタイプ
コンビニでも取り扱っているiQOS(アイコス)など日本でも知名度を得るようになってきているのがヒートスティックタイプのたばこです。
電子タバコと同じく電気を使うのでよく比較されるのですが、これはコンビニなどでも取り扱っている『ヒートスティック』というたばこの葉を加工したものを専用の機器に接続してたばこ葉を加熱し、発生した蒸気を吸って楽しむというアイテムです。
従来のたばこ葉と比べて副流煙が少なくタールも発生しないというメリットはありますが、その分専用の機器の調整や整備などの手間が必要となります。
また、ヒートスティックはたばこ店やコンビニで購入できますが、本体は品薄の状態が続いており手に入りにくいのが現状です。
当然ですがたばこを使った製品なので電子タバコと違いニコチンが発生します。言うなれば、新しい形のタバコといったところで電子タバコのように電気を使いますが、全く違うものと理解しほうがよいでしょう。
ちなみに海外では『ニコチン入りリキッド』という物も存在しています。日本では法律の関係から販売されていません。
しかし、販売目的ではなく、自分が使うための個人輸入という形であれば買うことができるようになっています。
おすすめの電子タバコのタイプ
上級者やすでに電子タバコをいくつも所有しているような人であればリキッド注入タイプなど上級者向けの物でも楽しめますが、安いものでも4,000円程度は必要になりリキッドは別売、手入れも必要と初心者にはハードルが高いです。
手軽さという意味では使い捨てタイプもいいのですが、使い捨てタイプは手軽さに特化していて今度は電子タバコの面白さがありませんし、長く使うには不向きです。
ですから、これから電子タバコを始めてみようという方にはカートリッジタイプの電子タバコをお勧めします。
カートリッジタイプは充電の手間があるとは言え手入れが簡単ですし、使い捨てタイプより味の種類があり初めての方でも楽しめます。
カートリッジタイプから初めてもっと凝ったものがほしいと思えばリキッド注入タイプ、自分はあまり使わないと思えば使い捨てに移るといった具合で最初の一台としてカートリッジタイプはうってつけなのです。
カートリッジタイプのおすすめ商品『C-Tec Duo』
そこでお勧めしたいカートリッジタイプの商品がC-Tec Duo(シーテック デュオ)です。
すぐに電子タバコを始められるスターターキッドは2,300円と比較的お手頃価格で購入することができ、交換用カートリッジも5本セットで2,160円と比較的安価です。
味の種類も定番のメンソールをはじめ、エスプレッソなど7種類を揃えていますし、自分でリキッドを入れて楽しむ交換用アトマイザーも別売りですが購入することができます。
バッテリーも大容量でシンプルなデザイン、しかも交換用アトマイザーでリキッド注入タイプのように自分でフレーバーを決めることができるなどガジェットしてもあります。
ですから老若男女だれでも楽しむことができる商品となっており大変おすすめです。
もし買ってみたけどそこまで使わないという事であれば、C-Tec Duoには使い切りタイプの製品も出ているので、まずは一度確認してみることをおすすめします。
使い捨てタイプ
カートリッジタイプ
リキッドタイプ
ヒートスティックタイプ
まとめ
電子タバコには大きく分けて三つの種類があります。
その中でも初心者の方にお勧めするのがカートリッジ交換タイプの商品です。
まずはカートリッジ交換タイプを購入してみて、手軽さを求めるなら使い切りタイプ、もっと本格的なものがいいという事であればリキッド注入タイプを購入するのをお勧めします。
また、C-Tec Duoはカートリッジタイプの電子タバコでありながらリキッドも試すことができ、使い切りタイプも販売しているのでおすすめのブランドです。